裁量免責について
裁量免責について 1.裁量免責とは 免責とは、破産者の債務を免除する制度です。裁判所に破産手続開始及び免責許可の申立てをした場合、免責不許可事由がなければ、破産者は免責されます(破産法252条1項)。 では、免責不許可事由に該当する場合には、免責は許可され…
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裁量免責について 1.裁量免責とは 免責とは、破産者の債務を免除する制度です。裁判所に破産手続開始及び免責許可の申立てをした場合、免責不許可事由がなければ、破産者は免責されます(破産法252条1項)。 では、免責不許可事由に該当する場合には、免責は許可され…
非免責債権について 1 非免責債権とは 破産手続きと免責の申立てをした後、破産免責許可決定が確定すると、財団債権や別除権は別として、破産者の責任は消滅しますが(破産法253条1項)、政策的な理由から、一部の破産債権には免責の効力は及ばず、債権が消滅しないも…
【連帯保証人の責任について】2020年民法改正についても弁護士が解説 連帯保証人は非常に責任の重いタイプの保証人です。安易に連帯保証人になってしまうと支払いができなくなってしまう可能性があるので注意しなければなりません。 また2020年4月の民法改正により…
債務整理の初回弁護士相談で必要な事項 1.債務整理の弁護士に相談する際の流れ 弁護士への債務整理の相談は、通常、以下のような流れで進みます。 電話・メールなどで相談の予約 弁護士と直接面談 面談の際に、借金額、収支状況、所有財産などの聴取 依頼を決めたら委…
生活保護受給者の自己破産 1.生活保護受給者の自己破産 生活保護受給者が自己破産できるのか、という質問を受けることがありますが、生活保護受給者でも自己破産をすることができます。 生活保護を受けていても借金の取立ては止まりません。生活保護を受けたからといって…
会社の破産に必要な資料と注意点 第1.相談時に必要な資料 会社の破産を検討して弁護士に相談される場合、以下の資料をご持参頂くと話がスムーズに進みやすいです。 1.初回相談 直近の決算書・税務申告書控え(可能であれば3期分) 債権者の名前・現在の債務が分かる…
借金(債務)の支払いで苦しんでいる方へ 1 借金(債務)の相談 近頃、借金(債務)の相談が多くなってきたように思います。 借金の支払いがいったん厳しくなると、生活は段々と追い詰められていくことが多くなります。経済的に追い詰められると、取立ての電話や催告書が…
弁護士に債務整理【任意整理、自己破産、民事再生(個人再生)】を依頼するメリット 借金の自力返済が難しくなったとき、債務整理をすれば解決できるケースがあります。 そんなとき「弁護士に依頼するか自分で対応するか」迷う方が少なくありません。 今回は債務整理を弁護…
破産をしても借金が残る場合(免責不許可)について 破産をしても借金が残る場合があります。 破産手続きをした時に、借金が免除されるには免責許可決定という決定を裁判所が出してくれることが条件となります。 しかし、破産手続きに至る上で、以下の様な事由があった場合…
住宅ローン付き住宅を維持しながら個人再生手続きをとる場合の注意点 1.個人再生のメリット 個人再生手続を破産と比較した場合の大きな特徴として、住宅ローン支払中の住宅を維持できるという点があります。 もっとも、この制度を利用するには検討すべき事項が多数有りま…