不貞慰謝料の請求について
既婚者が不貞行為を行った場合は、不貞行為をされた配偶者に対し、慰謝料の支払い義務が生じます。
その場合の支払額は一概には決まっていません。
一般的に、不貞を原因に離婚に至ったか否かで大きく額が異なります。
また、以下の様な事情によっても額や慰謝料請求をすべきか否か自体まで変わってきます。
- 婚姻期間、当事者の職業、収入、資産の有無
- 夫婦関係が円満だったか、破綻していたか、同居状態か別居か
- 相手方も別人と不貞関係にあったか
- 不貞関係が始まった経緯、期間
- 不貞関係を知った後の状況
そして、不貞に限らずあらゆる争い毎に通じることですが、不貞の事実を裏付ける証拠の存否が重要になります。
突然、浮気を理由に高額な慰謝料請求を求める文書が届いたがどうして良いか分からない、夫や妻が浮気をしているので相手方に慰謝料請求したいがどういう手順を踏めば良いかわからない、といったようなご相談があれば、おりお総合法律事務所までご相談下さい。