顧客対応
1 クレーム対応について
顧客がいわゆる悪質なクレーマーで、「会社の対応がおかしい」と言われ続けると、会社の経営者といえども精神的に参ってしまい、全く会社に責任がないにも関わらず理不尽な請求に応じてしまったりすることがあります。このような場合、悪質なクレーマー対策として、弁護士を代理人につけることで解決できる場合があります。
2 弁護士に依頼するメリット
(1) 直接的に連絡することが不要になります
弁護士にクレーマー対応を任せれば、経営者の方が悪質クレーマーと電話や面談をする必要がなくなります。具体的には、相手に対して代理人として交渉に当たるため直接会社に連絡をすることをしないように文書で通知します。
(2) 法律的に適正な解決が可能
クレーマーが法律的な適正な請求をしてくることはまずなく、感情論で請求をしてくることがほとんどです。また、それが解決を難しくしていることがあります。しかし、弁護士に依頼すれば、その後は法律的な判断に基づいて毅然と主張をすることが可能になるため、感情論から法律論への移行が可能になり、本来応じるべきでない相手方の請求を退けることが可能になります。