ネット誹謗中傷(法人のお客様)
1.ネットでの誹謗中傷について
インターネットが日常的に使われることにより便利になった反面、匿名での質問や書き込みができる掲示板の存在を利用し、根拠無き誹謗抽象を書き込む自体が増えてきています。
インターネット上に書き込まれた誹謗中傷は、多くの人が簡単に見ることができるため、書き込まれた人や企業にとっての影響は決して小さいものではありません。特に、企業の場合は、書き込み内容によっては信用を毀損し、売上げ減に直結するような誹謗中傷がなされることもあります。
もっとも、そのような書き込みに対して書き込まれた側として何ら措置がとれない訳ではなく、手続きを踏むことにより削除をすることが可能です。
2.削除手続き
削除の手続きをとるとしても、表現の自由との関係から、全ての書き込みに対して削除手続きをとることが出来るわけではありません。
名誉権やプライバシー権といった権利が侵害されていること、第三者から見て書き込まれた側が誰かが特定できるような内容であること等等、幾つかの条件を満たす必要があります。
その上で、削除をするには交渉手続き、もしくは裁判手続をとる必要があります。上記手続きには法的知識が必要となるため、ネット上に根拠無き誹謗抽象が書き込まれたという企業の方々は、お早めに弁護士に相談されることをお勧めします。
3.良くある相談
- 自社製品・自社社員がインターネット掲示板(2ちゃんねる、2ch、OKWave等)や、ミラーサイト(したらば掲示板、ログ速、みみずん検索、しま速等)、SNS(facebook、twitter、LINE)、ニコニコ動画、youtube、amazon、ブログ(fc2、Ameba)等等に書き込まれ誹謗中傷されているので、削除したい。
- インターネット上で、個人情報が流出したため、今後の対応を相談したい。
※上記は一例です